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雲南省大地震 救援を待つ被災者

2014年08月05日

【新唐人2014年8月5日】雲南省では3日、マグニチュード6.5の大地震が発生しました。当局の発表によると、死者はすでに398人に達し、1800人以上が負傷しました。被災者は野宿するなど、厳しい状況に置かれています。救助活動は難航し、救援物資も不足しています。

 

中国地震台の公式サイトによると、3日午後4時30分10秒に雲南省昭通市でマグニチュード6・5の地震が発生しました。震源の深さは12キロで、震源は魯甸(ろでん)県から西南に23キロの龍頭山鎮です。

 

3日の夜は野宿したという被災者の趙偉さんによると、被災地では断水と停電がまだ続いています。また、彼の5か月の子供は、まだがれきの中に埋まっているそうです。

 

被災者 趙偉さん

「救援隊は来ていません。子供はまだ がれきの中です。すでに家族4人を亡くしました。家屋はほとんど倒れています」

 

別の被災者によると、地震発生後、余震が続いているほか、農村地区で被害が大きいそうです。目下、道路が寸断されていますが、最も不足している物資は食糧と水、そして薬です。

 

被災者 李さん

「大勢が死にました。私の社長は親戚を何人も亡くしました。土壁の家ですから。火徳紅郷のある家族は300人のうち、出かけていた2人しか助からなかったそうです」

 

4日の午後、救援ボランティアの鄧環さんは、道路が寸断されているため、徒歩で被災地に行く予定だと語りました。

 

救援ボランティア 鄧環さん

「詳細は分かりません。道が寸断されているので、被災地には徒歩で行く予定です」

 

情報によると、被災地ではプロの救援隊員や設備が不足しているほか、道路が遮断されているので、大勢の負傷者を病院に搬送できず、救援物資も送れないなど、救助活動は難航を極めています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/04/a1127961.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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